イスラエル軍報道官は18日、ガザへの大規模な地上侵攻を開始すると表明し、その前段階として「先週にガザにある670カ所のハマスの拠点を空爆した」と説明しました。
地上侵攻、イスラエル内からも批判
今回の地上侵攻をめぐっては、イスラエル内からも「失敗に終わる」などの声が出ています。カッツ戦争相は今回の地上侵攻を「1948年の建国以来、最も重要なもの」としましたが、この発言に野党からは「ガザ占領は戦争の目的ではなく、兵士の犠牲をさらに増やすだけだ」といった批判が出ています。
PTSDの兵士も動員?
イスラエル紙「ハアレツ」は、イスラエル軍が兵力不足に陥っており、過去の戦闘でPTSD(心的外傷後ストレス障害)などを患って治療中の兵士をも再動員していると報じました。
過去24時間でガザ市民151人殺害
ガザではイスラエル軍の攻撃により、18日から19日にかけて151人が殺害されました。2023年10月からの死者数は18日時点で5万3339人、負傷者は12万1034人に上っています。
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